仕事のこと

HOME >> 仕事のこと >> 3Dプリンタを扱うチーム

製造部 3Dプリンタチーム

CADで設計する

プリントしたい形を3次元CADで作成します。この時にプリント中にかかる力の向きや、完成後に焼く際の縮み方などを考慮する必要がありとても重要な作業です。

3Dプリントする

3DCADデータをプリンタへ送ったら、装置を動かして印刷します。大きなものだと24時間以上動き続けることもあります。

洗浄・熱処理

印刷が終わったらプリンタから取り出し、データ通りに印刷できているか洗浄して確認します。簡単に壊れてしまうため、慎重な取り扱いが必要です。そして焼成炉へ入れ焼き固めると完成します。

検査・測定

最後に設計通りの寸法になっているかを測定・検査します。X線装置を使用して内部の形状まで確認していきます。

この仕事のやりがい/難しさ

樹脂や金属の3Dプリンタとは違い、とても奥が深い!それがセラミックス3Dプリンタです。

セラミックスの3Dプリンターは、金属や樹脂のプリンターに比べ、まだ世の中でも珍しく、新しい技術となります。また、セラミックスは3Dプリンターで出来上がったモノがそのまま製品にはならず、他の装置を使い、高温で焼き固める必要があります。 そのため、開発的要素がとても多くトライ&エラーを繰り返しながらモノづくりをする事になります。
作業としては、3D_CADを使った設計や材質に合わせた3Dプリンター操作をはじめ、プリンターで出来た製品を炉に配置し点火させるなど色々な作業を行います。
出来上がった製品については、様々な測定器を使い確認します。
上手く出来なかった時は、各作業で発生した事を観察し、なぜそのようになったのかを考えて次につなげていく事を繰り返すため、非常に根気が必要となります。その分、上手く出来上がった時は大きな達成感と喜びが得られます。